三盛産業には、育成のマニュアルが存在しません。
作業工程等のマニュアル化が進んでいる現代で、このことは特異に映るかもしれません。
ですが、それにはきちんとした理由があります。それは、100人の若者がいれば100の性格と100の隠れた才能があることを知っているからです。

画一的なひとつのマニュアルに若者を押し込めることは、決して育成とは言えません。
創業当時より三盛産業では、社内スタッフだけでなく外部スタッフ共に、一緒に仕事をする仲間として、家族のように接するしきたりがありました。

高度な専門知識を持ち、高いスキルで、マクロな視点から常に的確な判断で現場を指揮する、さらに、オールマイティな能力を発揮して、お客様に適時、必要なアドバイスを行える中堅がいます。あらゆる指示を迅速に、確実に実行する若手がいます。豊富な経験と確かな技術力を身に付けたベテランの職人たちが、新人たちの育成を担っています。彼らの一挙手一投足が、新人たちへの生きた教材となっています。

三盛産業には創業者の時代から「人と共に技術を育て、人と共に成長する」という教えがあります。三盛産業の一員となり、毎日、少しずつ成長し、隠れた才能が徐々に開花する　姿を目にするのは、企業の成長を実感できる一瞬でもあります。